食品安全と健康
サステナビリティ
経営
ESGマテリアリティ
食品安全と健康
サステナビリティ課題領域
重点項目
方針GRI:2-23
不二製油グループは、グループ憲法に掲げるビジョン・ミッション・バリューのもと、「食品安全と健康」を、全ての事業活動および価値創出の根幹に据える重要な経営方針として位置づけています。
植物性素材を中心とした食品素材メーカーである当社グループにとって、食品安全および品質の確保は、社会から信頼される企業として事業を継続するための前提であり、いかなる製品・技術・事業判断においても最優先で確保すべき事項です。
同時に、「おいしさ」と「健康」を通じて人々の豊かな生活に貢献するという使命は、単なる製品の安全確保にとどまらず、食を通じた歓びと健康価値の創出を企業として追求していく責任を意味します。
当社グループは、「安全品質環境 品質基本方針」※を定め、変化する食環境や健康課題を踏まえ、食品メーカーとしての専門性と技術力を活かし、人々の心身の健康に資する素材・製品を提供し続け、社会から信頼され、選ばれ続ける企業を目指しています。
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※ 不二製油グループ安全品質環境基本方針
https://www.fujioil.co.jp/sustainability/policy/basic_policy/
ガバナンスGRI:2-12,2-13,2-14,3-3
当社グループは、取締役会の諮問機関であり代表取締役社長 兼 最高経営責任者(CEO)が委員長を務めるサステナビリティ委員会※1を設置しています。
同委員会では、環境・自然資本を含むサステナビリティ課題に関するリスクおよび機会が中長期的に事業や企業価値に及ぼす影響を踏まえ、ESGマテリアリティの各重点項目について、マルチステークホルダーの視点で審議・監督し、取締役会へ答申しています。
また、各重点項目については管掌役員を定め、方針・戦略・指標と目標※2に基づき取り組みを推進するとともに、その進捗状況をサステナビリティ委員会および取締役会が継続的にモニタリングする体制を構築しています。
表:各重点項目における管掌
| 重点項目 | 管掌 |
|---|---|
| 製品安全と品質管理の徹底 | 執行役員 安全品質生産技術本部長 |
| 油脂中のプロセスコンタミナントの低減 | 上席執行役員 油脂事業本部長 |
| 心身の健康課題の解消 | 執行役員 研究開発本部長 |
| 多様な植物性素材の創出 |
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※1 不二製油グループのサステナビリティ経営>ガバナンス
https://www.fujioil.co.jp/sustainability/sustainability_management/?tab=1
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※2 不二製油グループのサステナビリティ経営>指標と目標
https://www.fujioil.co.jp/sustainability/sustainability_management/?tab=4
戦略GRI:3-3
食品安全を基盤とした健康価値の創出
当社グループは、「食品安全と健康」を、食に携わる企業の基盤となる最優先事項として位置づけています。食品安全に関わる品質事故は、事業継続やブランド価値に重大な影響を及ぼす可能性がある一方、健康志向の高まりや食の多様化といった社会環境の変化は、新たな成長機会をもたらします。
こうしたリスクと機会を踏まえ、当社グループは、安全かつ高品質な食品素材を基盤に、栄養や健康の価値を高めながら、消費者の生活に自然に取り入れられる形で、心身の充足につながる健康価値の創出を推進しています。
さらに、バリューチェーン全体を見据えた視点で食品安全および健康に関する課題を整理し、その重要性や影響度、時間軸を考慮しながら、重点的に取り組むべきテーマを明確化しています。具体的には、製品安全と品質管理の徹底、油脂中のプロセスコンタミナント低減といった食品安全リスクへの対応を最優先で進めるとともに、心身の健康課題の解消や多様な植物性素材の創出を通じて、健康価値の拡張と市場機会の開拓を図っています。
戦略マトリクス
不二製油グループのアプローチ
| 重要な理由 | 経営資本強化の取り組み | |
|---|---|---|
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自然資本 | - |
| 社会・関係資本 |
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| 取り組みの方向性 | 製造資本 |
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知的資本 | - |
| 人的資本 |
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戦略
| 重点項目 | 製品安全と品質管理の徹底 | 油脂中のプロセスコンタミナントの低減 | 心身の健康課題の解消 | 多様な植物性素材の創出 | |
|---|---|---|---|---|---|
| リスク |
|
(下記に対応しないことによる収益性・企業価値の低下) | (下記に対応しないことによる収益性・企業価値の低下) |
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| 機会 | (上記に対応することによる信頼性・企業価値の向上) |
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| リスク・機会の財務影響 | 短期 | 高 | 中 | 中 | 低 |
| 中期 | 高 | 中 | 高 | 高 | |
| 長期 | 高 | 中 | 高 | 極高 | |
| バリューチェーン | 上流 | - | - | - | ● |
| 自社 | - | - | - | ● | |
| 下流 | ● | ● | ● | ● | |
| 目指す姿・目標 |
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| 社会・環境インパクト | 低減するネガティブインパクト |
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|||
| 創出するポジティブインパクト |
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| 中計基本方針との関係性 |
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- ※1 DTR:不溶性物質の油脂への分散技術。
- ※2 PUFA:多価不飽和脂肪酸。
- ※3 BFY製品:BFYは「Better For You」の略で、「あなたにとっていいもの」という意味。シンプルな原料使用や機能性を付与・強化するものなど、健康に配慮した製品。
リスク管理
当社グループでは、サステナビリティ課題領域「食品安全と健康」に関するリスクおよび機会を、全社的なリスク管理の枠組みの中で位置づけ、全社重要リスク項目と関連づけながら体系的に管理しています。
具体的には、本課題領域に関わるリスク・機会を、全社重要リスクにおけるリスク分類「戦略」「製品」「調達」と連関させて整理し、事業戦略や事業継続、サプライチェーン全体への影響の観点から把握・評価しています。
これにより、食品安全と健康に関するリスクおよび機会を事業戦略や調達活動と一体的に捉え、実効性のあるリスク管理につなげています。
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全社重要リスク>リスク分類「戦略」「製品」「調達」
https://www.fujioil.co.jp/ir/policies_and_systems/risk/#significant_risks
重点項目ごとに実施している具体的なリスク管理の内容については、以下の各重点項目の記載において詳述しています。



