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CFO 兼 情報開示担当役員メッセージGRI:2-22

企業価値創造に向けたサステナビリティ情報開示の深化

不二製油株式会社
取締役 上席執行役員 最高財務責任者(CFO)
兼 財務経理本部長
兼 人事総務本部長
兼 情報開示担当

前田 淳

不二製油グループの中期経営計画「United for Growth 2027」においては、投資家をはじめとしたステークホルダーの皆様との対話を深化させるため、サステナブルな食の未来に向けたマイルストーンとして、2027年度の成長性・効率性等に関する数値目標をお示ししています。新たな事業の柱の確立に向け、全事業利益に占める挑戦領域の2027年度構成率は15%に高めるとともに、将来の財務価値創出を支える指標として、パーム油農園までのトレーサビリティ比率95%以上およびGHG排出量(スコープ1+2)20%削減(2020年度比)を経営目標に組み込んでいます。

加えて、国内外で進むサステナビリティ情報開示の制度化の流れを踏まえ、当社グループは継続的に開示の高度化に取り組んでいます。GRIスタンダードへの準拠※を基本としつつ、2024年度よりIFRSサステナビリティ開示基準を参照しながら、サステナビリティへの取り組みが、事業リスクの低減および成長機会の創出を通じて、いかに将来の企業価値につながるのかを、より明確にお示しすることを目指しています。

本年度のサステナビリティレポートでは、こうした考え方を反映し、開示構成を見直しました。6つのサステナビリティ課題領域ごとに方針・ガバナンス・戦略を示し、その傘下に重点項目ごとのリスク管理、指標と目標、具体的な取り組みを配置する構成へ再編しています。これにより、当社グループのサステナビリティ戦略の全体像と実行テーマの関係性を一貫してご理解いただけるようにしました。

また、当社グループは、気候変動のみならず、生物多様性や自然資本への依存と影響が事業の持続性に直結しています。この認識のもと、気候関連(TCFD)および自然関連(TNFD)の双方の視点を踏まえ、バリューチェーン全体のリスク・機会を整理し、ガバナンス・戦略・指標を一体的に開示しています。

今後も、財務・非財務の両面から当社グループの中長期的な成長性をご理解いただけるようサステナビリティ開示の深化に努め、ステークホルダーの皆様との信頼関係を一層強固なものとし、企業価値の向上に取り組んでまいります。

  • ※2010年度よりGRI参照、2020年度よりGRI準拠。