グループガバナンス
特に貢献を目指すSDGs
マネジメント情報
テーマと事業活動の関わり
不二製油グループは、1980年代より本格的な海外進出を開始し、2020年3月末現在、15カ国に主要拠点を有しています。社会の変化のスピードがますます加速する中、不二製油グループが継続して社会に価値を創出していくためには、地域ごとの社会課題やニーズに対してスピード感をもって対応していく必要があります。経営の現地化・グループ全体最適を追求するために、当社グループは2015年10月よりグループ本社制の経営体制を敷いています。グループ経営の基盤として、グループガバナンスが重要であると考えています。
考え方
不二製油グループ社員全員の価値観の共有化を図るため、「不二製油グループ憲法」を策定しています。グループガバナンスの基本であるグループ憲法を具現化するために、グループ経営に関する基本方針として「グループ方針」を定め、そのもとで有効なグループガバナンス体制の構築を推進しています。
推進体制
グループガバナンスについては、最高経営戦略責任者(CSO)の管掌のもとで取り組みを推進しています。また、ESG経営の重点テーマの一つとして、取締役会の諮問機関であるESG委員会※ において進捗や成果を確認しています。
※ ESG委員会の詳細については、以下のURLをご参照ください。
https://www.fujioilholdings.com/csr/approach/
目標・実績
2019年度目標
- エリア軸(地域統括会社ごと)の意思決定および業務執行の実効性向上
2019年度実績
2018年度に欧州統括会社であるフジ ヨーロッパ アフリカ(オランダ)設立、ブラマー チョコレート カンパニー(米国)取得決定があり、2019年度は不二製油グループのグループガバナンスにとって新たなステージに入りました。エリア・事業ごとで適正かつ迅速な意思決定・業務執行を行うための規程・細則を策定しました。
また、刻一刻と変化する新型コロナウィルス(COVID-19)の状況に対し、リスク管理面ではエリアマネジメント(エリア・国ごとの状況把握において)が機能しています。
Next Step
今後も、有効なグループガバナンス体制の構築に向け取り組んでまいります。2020年度はグループ方針に基づく会議運営や、グループ憲法・グループ方針の理解促進などの活動を推進する予定です。