洋風デザート、洋風料理と融合する大豆
豆乳加工技術の発達で、豆乳そのものがおいしくなり、料理やスイーツに利用されることが多くなってきました。植物性でコレステロールやカロリーが低いことから、ヘルシー料理、ヘルシースイーツとして定着しつつあります。また、2013年になると世界初の特許技術 USS(Ultra Soy Separation)製法でつくられた「豆乳クリーム」と「低脂肪豆乳」が発売。
2015年のイタリア・ミラノ博でも紹介され、世界各地からの来場者、シェフやパティシエを驚かせました。ニューヨークでも著名フレンチシェフのデービッド・ブーレイ氏がこの「豆乳クリーム」を採用して「ブーレイ」のメニューになり、ニューヨーカーの食通が通う他の有名店でも採用されたことも話題になりました。
さらに発酵技術を応用して「低脂肪豆乳」を使いチーズタイプの豆乳発酵製品が開発され、それで仕上げたピザやグラタン、カプレーゼなどが注目を集めました。本場イタリアのレストランでも採用されはじめています。スイーツでも「ティラミス(私を元気にする 伊)」に対して、チーズタイプやマスカルポーネチーズタイプの豆乳発酵食品を使った「ティラティス(あなたを元気にする 伊)」が新時代にふさわしい健康的なスイーツと評価され、全国のスイーツ店に多く採用されたり、コンビニエンスストアでも発売されるなど拡がりをみせています。