CROSS TALK 01
PROFILE
A.H
研究開発(油脂)
4年目
生物科学系出身
Y.K
営業
2年目
海洋系出身
M.T
研究開発(チョコレート)
3年目
生命機能科学系出身
Y.M
新技術開発・エンジニアリング
3年目
工学系出身
※記事内容は取材当時のものです。
CROSS TALK 01
不二製油に入社する決め手になったことは?
僕は、身近な “食”の分野に惹かれる中で不二製油に出合いました。基礎から応用まで幅広く研究していることが、研究職として基礎も応用も手がけたいという自分の希望に合っていました。
食品は、身近なだけでなく、人が生きていく上で必要不可欠なものですよね。僕は、同じ大好きなものづくりの中でも、そういう大切なものをつくる仕事がしたかった。不二製油は、調べれば調べるほど開発・生産技術共に優れていて、ここで頑張れば、広く社会にとって価値のある仕事ができると思いました。
食べることが好き!という単純な理由から、食品企業一筋。その中で不二製油は、BtoB企業だから膨大な数の多種多様な最終製品に関われるという点が、飽きっぽい私向きだと思いました(笑)。
私もY.Kさん同様、食べることが大好きで食品会社を目指していて、不二製油の面白い選考スタイルと、面接官の方々のキャラクターに惹かれました。
あ、私も、最終的な決め手は選考の過程の楽しさでした。たとえば最終面接では、好きな食べ物について尋ねられたので、わが愛する秋田のお漬物“いぶりがっこ”のことを思う存分語りました(笑)。最初から最後まで楽しい!と思えたのはここだけだったような気がします。
面接が進む中で、室長・部長クラスの方々に大学院での研究をプレゼンすることもありました。それが、まるでポスターセッションに来てくださった先輩研究者たちとお話している感じで。油脂関係の研究をしていたので大いに盛り上がりました。他にも不二製油の面接には特徴的なものがあり、楽しく語らせていただきました。
確かに面接は強烈に印象に残っています。とにかく、面接の概念をぶっ壊してくれるような面接で、予想にない、素のままで答えるほかないような質問ばかり。フランクで答えやすいこともあって会話を楽しめた感じです。
CROSS TALK 02
入社前と後のギャップはありましたか?
私は、入社以来ずっと、洋菓子やパンに使用されるチョコレートの製品開発を担当していて、初配属はつくばだったのですが、人材配置の巡り合わせもあったのか、すぐに大手コンビニエンスストアの担当に。やりがいがあったし、すごく成長できたと思います。
僕の仕事は主に工場への新規設備・技術の導入ですが、新入社員への仕事の振り方はM.Tさんのところと同じです。いきなり何千万円もするような設備の導入を任されました。最初は先輩がサブに入るグループもあるので、運が良かったのか悪かったのか(笑)。失敗すれば生産が止まるというプレッシャーから、調べたり聞き歩いたりともう必死。それでもやはりミスは出ました。先輩がついているとミスは事前回避されやすいため印象に残りにくいですが、やってしまったミスの印象は強烈です。同じミスは二度としないので、結局のところ、成長しやすい環境においてもらったなと感謝しています。
営業もそんな感じです。入社半年ぐらいで大手流通菓子メーカーのある部署を任されました。「何があっても必ず何とかするから思い切ってやってこい」と言ってくれる頼もしい先輩に守られて、体当たりで仕事を楽しむことができました。もう一つ入社後驚いたのは、取引先の多さです。就活の業界研究で食品業界にはかなり詳しくなっていたので、知っている食品企業のほとんどが取引先なのには本当に驚きました。
僕は、研究職の自由度の高さに驚きました。担当しているのは健康機能を持つ油脂で、基礎研究から始めて、今は開発段階に来ています。入社当初から学会やセミナーにどんどん参加でき、会社としても必要であれば積極的に大学の先生方との共同研究を行う環境でした。テーマの選択においては、単に興味があって面白そうだからというのではなく、社会のニーズに応えることができて会社の成長につながるかどうかを考える必要がありますが、比較的自由だと思います。
CROSS TALK 03
社内の雰囲気や会社の魅力について。
僕の周囲は、みんな探究心の塊って感じです。検討会では若手、ベテランを問わず発言が活発でとても深い討議ができます。みんな機知に富んでいて笑いもいっぱい。若手に対して「自分で考えてやってみなさい」という育成方針が徹底していて頑張りがいがあるのが、僕にとっては一番の魅力です。
任せてくれるだけでなく、ちゃんと見守ってくれているのが温かいですね。営業の先輩はもちろん他部署の先輩も、どんな相談にもとても親身に対応してくれます。全社的に明るく楽しい雰囲気だし、人間関係に恵まれているなぁと感じます。
思いついたことを発表する制度がたくさんあることも、明るい社風に一役買っていますよね。
たとえば、開発部門のアイデアコンテストは、1年目からベテランまで誰でも参加できるし、所属に関係なく誰とでもチームが組めるので、毎年みんな楽しみにしています。僕も、今年チームで出したアイデアが特許になりそうで、ちょっとワクワクしています。いいアイデアには賞金が出て、特許出願されるとさらに金一封が出るし、権利化されると報奨金も(笑)。
私も、度々懐を温めさせていただいています(笑)。最近、ポスター発表の形式でテーマ化したいことをアピールするテーマ提案制度も始まりましたね。入社1年目から自分のアイデアが発表できて、認められればテーマ化されるというのがいいですよね。私は去年、個人で出してテーマ化され、基礎研究部門で取り組みが始まっています。
僕も、去年チームで出したテーマが採用されて研究が始まっています。先行きがとても楽しみです。
CROSS TALK 04
仕事に、そして不二製油に、描く夢。
もっと将来的には、新しい事業のシーズとなる研究テーマを提案して、それを育て上げるのが僕の夢です。そして、食料問題や人々の健康志向に答えを出せる、世界の食になくてはならない不二製油を実現していければと思います。
私は、今は営業としてカフェをメインに担当していますが、今後は段階を踏んで、大手流通菓子メーカーを任せてもらえる力をつけたいと思っています。そして、不二製油が全ての食品企業から「困った時に相談すれば必ず何とかしてくれる!」と思っていただける会社になれるよう、しっかりその一翼を担っていきたいですね。
チョコレートの開発担当者としては、もっと健康チョコレートの市場を拡大したい。そのためにも、カカオの新たな機能性の解明などに挑戦してみたいと思います。会社に関しては、今以上に女性が働きやすい会社になってほしいし、また、していこうと思っています。
僕は、これまでの常識にはない不二製油オリジナルのプロセスを生み出したい。それによって世界をアッと驚かせる製品を作り出したいと思っています。一方で、無駄のない効率的な生産も極めたい。不二製油が世界中の人々に「人と地球の健康に貢献する、なくてはならない企業」として認められるよう、どこにも負けない生産最適化を追求していきます。