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PROJECT STORY

02

グルメのハートをつかむ“この店だけの味とサービス”を


共に創り、支える、不二製油の素材たち。

不二製油は、高度な技術力をベースとする開発力・提案力を駆使して、お客様に差別化のキーとなる素材を提供している。エンドユーザーからは見えないところで、食のシーンに新しい驚きを発信し続けているのだ。そのポテンシャルを活かし、外食業界内で深刻化する人手不足問題に対しても、ソリューションを提供。味のレベルはそのままに厨房の手間を省ける素材などを通じて、外食産業を支えている。

何気ない打ち明け話から始まった今回のプロジェクト。お客様の課題の解決を目指し、新しい素材の開発・提案に果敢に挑戦した営業・開発の若手社員2名がその時を振り返る。

PROJECT MEMBER

Y.K

営業部門
営業第二部 第四課
2017年入社 海洋系出身

入社後、大阪営業部に配属。大手製菓メーカーの一部署のサブ担当からスタート。担当範囲をカフェチェーン、製パンメーカーと徐々に広げ、2020年4月より東京の営業部に異動し現職。外食チェーンを主に担当している。

M.T

開発部門 乳化・発酵開発室
阪南第二グループ
2018年入社 薬学系出身

入社後、つくば研究開発センターの乳化・発酵開発室に配属。ホイップクリーム、ドリンクの開発に従事。2020年4月より阪南事業所に異動し現職。クリーム製品に加え、USS素材を使用した製品開発も担当している。

※記事内容は取材当時のものです。

顧客とのコミュニケーションから
掴んだ大きなチャンス。

入社3年目のY.Kの顧客の一つであるカフェチェーンの担当者との雑談の中から、今回のプロジェクトはスタートすることになった。そのカフェチェーンでは、人手不足に課題感を持っていた。「店で最も人気のあるメニューには、ある手作りのデザート素材が欠かせないので店内で仕込んでいるけど、時間がかかり人手もとられて大きなネックになっている」という担当者の打ち明け話に、Y.Kはすかさず「ぜひ、その手作りしているデザート素材の工業化にチャレンジさせてください」と反応し、貴重なチャンスを掴んだのだった。

「私たち営業は、お客さまにオンリーワンのパートナーに選んでいただくことを目指しています。それには、まずお客様とコミュニケーションを深めて信頼関係を築き、お客様の潜在的なご要望をちょっとした言葉の端に感じ取ったら、即座にご提案に持ち込むことが大切です。」(Y.K)

しかしその素材は、不二製油ではこれまでに実績の無いものだった。プロジェクトにはさまざまな壁が立ちはだかった。中でも困難を極めたのは、不動の人気メニューのメイン素材として、これまで手作りしていたものと全く変わらない味や食感を実現しなければならないことだった。

若い二人のチャレンジを
周囲が温かくバックアップ。

「お客様のご要望に対し、過去の実績をベースにご提案をお持ちして、一緒に何かを作り上げていくという案件なら、年間何十件と手掛けていますが、全く実績のない新しい素材を1から開発して、使っていただけるレベルに仕上げるというプロジェクトは、今回が初挑戦でした。」(Y.K)

この顧客の開発を担当したのはY.Kの1年後輩のM.T
「最初に営業のY.Kさんから話があったときには、不安でいっぱいでした。1年目はほとんど研修だけで終わってしまっていたので、1から素材を開発して量産化するなど、もちろん全く初めてのこと。果たしてこの私にできるのか。でも、不二製油にはチャレンジに対して後ろ向きになるような風土はどこにもありません。自然に前を向くことができました。」(M.T)
当時入社3年目と2年目という若い二人の大きなチャレンジを、周囲も温かく支えた。

部門を超えた取り組みで、
勝ち取った顧客からの高評価。

開発は順調に進み、ラボでは納得のいく品質の素材を作ることができた。しかし、不二製油としてこれまで生産したことがないものであったため、ラボスケールの品質を再現するためのノウハウなども蓄積されておらず、大量生産でその品質を再現することには予想以上に時間がかかった。特にこの素材には固さや口溶けなどこだわりが必要な要素が多くあり、一つでも求められるレベルに達していないと承認が得られないことがわかっていた。うまくいかない要因を究明し、改善策を練ったうえで工場に持っていき、実際に試すということを繰り返した。

「ありがたいことに、開発の先輩や上司たちはもちろん、工場の人たちも、本当に親身になって一緒に取り組んでくれました。この間ずっと感じていたのは、企業での開発は学生時代の研究と違って、こんなにチーム一丸でやるんだ、こんなに助けてもらえるんだ、ということです。周りの支えもあり、苦労も苦労とは意識しないほど熱中しているうちに、なんとかゴールにたどり着くことができました。」(M.T)

Y.Kも開発の状況に関して全ての情報をオープンにするという方針を貫き、顧客に理解を得ながらスケジュールを調整した。その甲斐あって、期限に遅れることなく、こだわり抜いた自信作の提出へとこぎつけた。顧客からの評価も高く、見事に採用が決定。二人の努力は大きく報われることとなった。

高度な技術力で、 外食市場の課題を解決。

その後、順調に量産と納品が進み、実際にその素材を使ったメニューが市場に出ることになった。カフェチェーンのスタッフの方々には、時間と手間を大きく軽減することができたことを喜んでいただき、メニューの人気もますます好調だという。

「今後はもっともっと外食市場における不二製油の存在感を高めていきたいと思っています。このプロジェクトでは、自分の中でもセオリーのようなものが掴めた気がします。頭の中にいろいろなストーリーを描き、そのストーリーを引き出すことのできる営業活動を、積極的に展開していきたい。そして、外食業界に貢献し、世界中の外食をより豊かな楽しいものにできたらと願っています。」(Y.K)

「今回は、お客様からの声を営業が受け止めることによって始まったプロジェクトでしたが、今度は逆に、開発から提案して営業からお客様のところに持っていってもらうことのできるプロジェクトをぜひ実現させてみたいと思っています。そうなれば、営業活動もより展開しやすくなるし、外食市場への貢献度も、さらに一段高めることができると思います。そのためにも、今回のようにお客様の声にお応えしていく開発を経験することは大きな糧となります。」(M.T)

人手不足という業界共通の悩みに応えたこの素材は、Y.Kら専任の営業部隊が渇望していた横展開の武器としても優れ、外食市場における不二製油のポジショニング向上に大きく貢献。これにより、外食分野における“新しいおいしさの創出”の“ご提案”にも、いよいよ拍車がかかろうとしている。

KEY POINT

外食市場でご利用いただいている不二製油の製品を一部ご紹介します

大豆ミート

環境問題、健康への食の課題を解決する素材のひとつとして大豆ミートを提案しています。 多様な形態を製造しており、その加工品として動物性食材不使用のハンバーグなどの製造も行なっています。お客様の元で調理され、さまざまな料理の中で植物性食品素材ならではのおいしさを提供しています。

濃久里夢(コクリーム)

USS製法により得られた和風のクリーム新素材で、コクやまろやかさを付与するだけでなく合わせる素材の風味を引き立てます。特に野菜や果物との相性が抜群で、スープやソースに使われるなど調理用クリームとして幅広くご使用いただいています。

オールアップVC

料理や食品そのものが持つおいしさを引き立たせる油です。特に強く感じる風味は、塩味、スパイス感を含む広い意味での辛味、そして酸味です。例えばスナック菓子に使うと塩味やスパイス感が引き立ち、おいしさを向上させることができます。また調味料を減らすことができるため、減塩効果にも貢献しています。

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