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2050年を見据え「不二製油グループ環境ビジョン2030」改定

2025年4月3日

不二製油株式会社(本社:大阪府泉佐野市、社長執行役員 最高経営責任者:大森達司)は、サステナブルな食の未来の実現に向けて、従来の2030年度CO2排出量削減目標を1.5℃水準※1へ改定し、新たに2050年度ネットゼロ目標を設定します。また水使用量削減目標も改定します。

不二製油グループは、おいしさと健康の両立ならびにサステナブルな食のバリューチェーンの構築に取組み、自然と共生する社会を目指し、環境に配慮したものづくりを推進しています。さらなる省エネルギーや再生可能エネルギーの導入に加え、水使用効率の向上に努めると共に、バリューチェーン上のステークホルダーとの共創をより強化し、環境課題の解決に貢献する製品の開発と普及に取り組んでまいります。

不二製油グループ環境ビジョン2030/2050

  • 温室効果ガス(GHG)排出量削減目標 (基準年:2020年度)

    2030年度: スコープ1+2※2 GHG総排出量 42%削減(b)
    スコープ3(カテゴリー1)※3 GHG総排出量 25%削減(b)
    FLAG※4 GHG総排出量 30.3%削減(a)
    2050年度: スコープ1・2・3 GHG総排出量 ネットゼロ(a)
  • 水使用量削減目標(基準年:2020年度)

    2030年度:

    水使用量原単位20%削減(b)

  • 廃棄物量削減目標(基準年:2016年度)

    2030年度:

    廃棄物量原単位10%削減

  • 資源リサイクル(日本国内グループ会社)

    2030年度:

    再資源化率99.8%以上維持

  • (a) 新目標
  • (b) 改定目標
  • ※1 世界全体の平均気温上昇を産業革命前に比べて1.5℃に抑えるためのScience Based Targets initiative (SBTi)が定める科学的根拠に基づいた目標基準
  • ※2 スコープ1: 事業者自らによる温室効果ガスの直接排出
    スコープ2: 他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
  • ※3 スコープ3: 事業者の活動に関する他社の排出のうち、カテゴリー1は購入した製品・サービスによる間接排出
  • ※4 FLAG: Forest, Land and Agricultureの略で土地利用に関連するセクターのこと。FLAG排出量は、土地利用の変化、土地管理、炭素除去を合わせた温室効果ガス排出量

不二製油グループについて
油脂・チョコレート・乳化発酵素材・大豆加工素材の4事業で、植物性素材による食の課題解決を目指しています。日本に本社を置き、14カ国34社、5,731名(2024年3月末時点)の人材を擁しています。南方系油脂を中心に、早くから海外展開を開始しました。同様に、大豆をはじめとした植物性たん白が人の健康と環境に貢献するという信念のもと、半世紀以上にわたり研究開発と事業を続けています。
https://www.fujioil.co.jp/

本件に関するお問い合せ先

不二製油株式会社 コーポレートコミュニケーション部 kouhou@so.fujioil.co.jp