ものづくり日本大賞 経済産業大臣賞

このたび、不二製油株式会社と相模屋食料株式会社の開発グループメンバーが、経済産業省等が主催する「第6回ものづくり日本大賞」産業・社会を支えるものづくり 製品・技術開発部門において、経済産業大臣賞を受賞いたしました。 内閣総理大臣表彰「ものづくり日本大賞」とは、経済産業省等が主催する顕彰制度で、製造・生産現場の中核を担っている中堅人材や伝統的・文化的な「技」を支えてきた熟練人材、今後を担う若年人材など、「ものづくり」に携わっている各世代の人材のうち、特に優秀と認められる個人、グループが2年に一度表彰されます。 11月2日にザ・プリンス パークタワー東京にて表彰式が執り行われました。

受賞件名 世界初の大豆分離・分画技術USS製法による豆乳・豆腐の新カテゴリー製品開発
受賞者 不二製油株式会社4名、相模屋食料株式会社 3名による共同受賞
案件概要

新たに確立した「USS製法(Ultra Soy Separation)」の独自の特殊遠心分離・分画技術により、加水した大豆を「低脂肪豆乳」、「豆乳クリーム」、「おから」に分離することに成功。
この「豆乳クリーム」を用いて、女性をターゲットにした、濃厚かつ滑らかな味わいの“新食感とうふ”を開発し、新たな市場を創出するなど、従来の“飲む豆乳”から料理や加工食品素材の“食べる豆乳”へと、大豆の用途を大きく広げた。
大豆は、他の食物に比べてたんぱく等の栄養価値と生産効率が高いことから、本製品は、将来、世界的に危惧されている食料難問題の“切り札”としても大きく期待されている。

今後も、大豆の可能性を広げる新たな製品づくりに取り組み、おいしさと健康で人々に貢献してまいります。

11月2日の表彰式にて

■関連リンク 経済産業省ニュースリリース

以上