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中国、アジアからヨーロッパ、アメリカへ

 大豆の生産面では20世紀初頭まで、中国、朝鮮、日本だけで大規模生産が行われていました。ヨーロッパは、オーストリア、ルーマニア、ブルガリアで小規模生産が行われましたが、当初から輸入でまかなえる需要量であったため積極的に栽培するには至りませんでした。アメリカでは第一次大戦時からノースカロライナ州の南部で栽培が始まり、大豆がササゲやトウモロコシよりも早害や多湿害に強いことがわかったため、大戦後の1919年から大豆の生産規模を拡大し、第二次大戦後には生産量、輸出量とも世界一になりました。その後ブラジルでも生産が始まり、現在では、アメリカ、ブラジル、アルゼンチンが代表的な生産国となっています。

 海外での大豆の用途は主に食用以外でしたが、近年、和食ブームがおきており、豆腐や豆乳の消費量はヨーロッパ、アメリカでも増加、世界展開している大手カフェチェーンでも豆乳メニューが採用され消費量を大きく伸ばしました。

 また2015年の世界の豆乳消費量が発表されましたが、タイやベトナムの伸び率が大きく、タイは日本の約2倍の741千klで世界2位の豆乳消費国になっています。ベトナムは日本とほぼ同じの331千klで世界4位となっています。
 さらに大豆食品はベジタリアン、ヴィーガン向けの食品としても注目されており、今後の広がりが期待できます。