パーム油調達を一手に引き受け、
確かな成果を目指す充実の日々
購買

内垣 予

法学部卒
2005年入社

事業統括部門 原料部。入社後、原料部に配属となる。ヤシ油・パーム核油担当を経て、2010年から最も取扱量の多いパーム油の担当に。煩雑で変動の激しい原料の安定供給と絶対的優位な競争力ある調達の構築を担い、価値ある成果を重ねている。

※部署名等の記事内容は取材当時のものです

日々困難に対処しつつ、
新たな試みにも挑戦

不二製油の原料部は、メーカーでありながら、商事会社のような機能を一部有したセクションです。部員一人ひとりがパーム油、ヤシ油、パーム核油、ひまわり油、大豆油、ココアなどの品目を分担して担当し、それぞれ国内の工場で使われる全量の原料供給を担っています。買付から輸送、保管まで全てを手配し、事業部が望む品質規格を満たす原料を、必要な量、必要な期限内に、確実に提供しなければなりません。

私は最も買付取扱量の多いパーム油を担当しています。予算を立て、相場の変化に応じ日々調整を行いながら、より有利な買付を追求しています。船外航タンカーの運航は天候に左右されるうえ、日本に到着した油が何らかの原因で品質上の問題を抱えていたり、工場の原料使用量がしばしば変動したりするなか、安定的に供給し続けることは簡単ではありません。外航タンカーで輸入港に到着した油は湾岸のタンクがに荷揚げ、保管されますが、計画外航タンカー入港の早まりや予定の原料使用量の減少などにより油がタンクに入りきらないといった事態を避けるため、緻密なオペレーションと迅速な判断力、対応力が必要になります。

さらにそうした日常業務の傍ら、より低コストで安定した品質、かつ持続可能な供給体制実現に向け幅広く情報を集め、新たな計画に挑戦していきたいと考えています。

明らかな成果を励みに、
責任ある調達を

この仕事では突如発生した問題への初動が重要です。たとえば以前、阪南の港に到着した外航タンカーの荷揚げ前に原因が特定できない水分が検出されたことがありました。このような通常とは異なる状態の原料は、既存在庫と分けて空のタンクに保管、調査する必要がありますが、その時、空のタンクが無く急遽保管タンクを準備する必要に迫られました。 日頃の情報収集で国内の主要港湾タンクの状況は把握していたため、タンクの使用会社と交渉し外航タンカーが到着するまでに受け入れ体制を整えてもらうことができました。代替の油は必要な時期と国内外の調達ルートを迅速に検討して最善策を講じ原料切れを防ぎ、水分が検出された油に関わる損失を問題の発生源となった会社に求償し一件を落着させることができました。

このように何か問題が発生した時には日頃蓄積した知識と情報を総動員し、全責任を負って全力で事に当たらなければなりません。それは本当に大きなプレッシャーです。

それでも、困難な状況に直面する度、これを打開、解決して新規サプライヤー採用、外航船タンカーの航行ルートの変更、市況を分析して相対的に安価な原料を調達するなどの施策を通じ、会社の利益創出にわかりやすい形で貢献ができた時には、大きな達成感を味わうことができます。具体例としては、マレーシアがほぼ100%を占めていたパーム油の調達先をより安価なインドネシアに広げて調達コスト削減に貢献できたことです。現地に工場調査に赴き、周到な準備を経て開拓した調達ルートは現在も健在です。

2016年3月には「責任あるパーム油調達方針」も策定され、“サステナブル(地域社会、自然環境の持続可能性)”の追求もますます重要になってきました。パーム油調達のスペシャリストとして、より頼られる存在を目指していきます。  

ある1日のスケジュール

8:30
出社。
8:30〜9:00
前日の原料相場確認、社内に掲示するパーム原料情報作成。
9:00〜10:00
メールチェック。販売部からのコスト計算や顧客向け資料作成の依頼、品質管理部からの新規入荷原料の品質に関する問合せなどに対応する。
10:00〜12:00
工場の原料使用量、在庫数量に基づき、外航タンカー入港計画を見直す。
12:00〜13:00
社員食堂にて昼食。
13:00〜16:00
売買契約書、請求書、外貨為替送金などの書類の処理、対応。
16:00〜19:00
受注情報や相場動向に応じて原料購入計画を練り、買付を行う。
19:00
帰宅。

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金田 信弥

工業化学科卒
2009年入社

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金子 照生

法学部卒
2004年入社